2017アイアンマンマレーシア、松田選手エイジグループ7位!

ヒト

2017アイアンマンマレーシア、松田選手エイジグループ7位!

株式会社ダイサンは、2017年2月より、当社社員である松田 薫(まつだ かおる)選手のトライアスロン競技についての活動支援のためスポンサー契約を締結しています。

2017年11月11日(日)にマレーシア開催された2017アイアンマンマレーシア(アイアンマンディスタンス)で、参加人数1106人中、10時間15分35秒で完走しエイジグループ(40代)で松田選手が7位を獲得!


(松田選手コメント)


2017年11月11日、マレーシア ランカウイ島で開催されましたレースに参戦してきました。
7日に大阪関西空港を出発してクアラルンプールに到着。それから国内線に乗り換えてランカウイ島へ。

関空でチェックインの時、手配ミス手荷物と自転車(スポーツ用品)は別扱いですと言われ現地まで5万円以上の出費…。
この時点で、テンションガタ落ちのまま慌てて、バタバタしているうちに搭乗口にいく時間になって日本円をおろしたりすることが出来ずに出国。
財布の中身が乏しいまま現地に行ったことが後から影響することになるとは…。
何とか午前11時に出発してから9時間ようやく現地に到着。

ホテルチェックインも英語orマレー語?さっぱりわかりませんが、ジェスチャーは得意なので何とかしました(笑)。
部屋でゆっくりしよう、テレビがつかない…。
ルームチェンジしてもらい、海の上のお洒落な建物に移動して落着いたところで明日の準備を開始。

まずバイクセッティングからスタート。バイクをセッティング中、リアタイヤがシートチュウブに接触するので少し手を加えてとりあえずクリア。
しかしこの作業が後のレースに大きな影響を…

ようやく組み上がり時間も遅いので就寝。翌日は朝食後にバイクでスタート地点を確認してコース試走で1時間半ほど汗を流しリラックス。
その後40分ほどジョグで汗だくになり調整終了。

現地2日目は午前にホテルのプールで15分ほどのスイム。
昼から会場で選手登録や補給食の調達などして夕方から行われたウエルカムパティーに参加しました。
自身17年ぶりのアイアンマンレースなので昔はどんな感じでこの場に居たのか想い出しながら雰囲気を楽しんでいました。

10日明日のレースに向けて準備開始。まずバイクをスタート地点に預けてトランジットエリアの確認。
そしてヘルメットなどの備品を預けて移動。ランニングのスタート地点でシューズやキャップなどの袋を預けて明日のレース準備は完了です。

あとはしっかり食べて寝るだけですが…その食事にかかるお金が不足してコンビニのカップ麺と不味いパンのみ(涙)。日本から餅やレトルト食品を持って行けばと後悔しても後の祭り…

スタートエリア横でアップを済ませ、いよいよ7時48分レーススタートです!!
70.3アイアンマンの選手700人ほどが一斉に泳ぎだし、エリート男子、エリート女子がスタート。
そしてエイジグループが数人ずつ5秒おきに海へ飛び込んで行きます。
もちろん僕は先頭から2番目のグループでスタートしました。あまり混雑することなく泳ぐことが出来たので良かったです。
 

スイムアップして時計をみて1時間1分ほどだったので気持ちよくバイクスタートすること出来ました。ここまでは100点でした…

走り出してメーターを見ると33キロ~35キロ?!スピードが出ません!!!なぜ? 
原因は直後の坂で分かりました。リアタイヤがシートチュウブに当たって完全にロック状態に… 
折角レース前に新品のタイヤに交換してパンクを防ごうとしたのに安いタイヤをチョイスしたことが仇に! 
手を加えてもダメなので予備タイヤに交換。何とかリスタートできましたが8分以上のロスです。

コース上は車を完全封鎖していないのでコーナーで車をさけるために膨らんだところで穴にはまってしまいタイヤがスローパンク! 
ついていません… 最後のタイヤだったのでこれがダメならリタイヤです… 
そこに暫くしてメカニックの車が通って奇跡的ですが空気を入れたところ走行可能でした!

また7分以上ロスしましたが棄権よりマシです(笑) 
こんなトラブル続きも珍しいことなのでメンタルトレーニングのつもりでレースを続行。
バイクの練習はある程度出来ていたし自信もあったので、このロスタイム15分強は悔しいです。

やっとの想いでバイクフィニッシュ、そしてランニングスタート。あとは自身の体のみの勝負です。
17.5キロ2周回+半周のコースを前半から攻めましたが32キロ地点で足に力がなくなりスローダウン。


距離走不足と前日までの筋肉への栄養供給がうまくいってなかったことが原因です。長く苦しい10キロでしたが諦めることなく腐ることなくゴールを目指しました。





結果は来年のハワイの権利には数秒届かず…しかし良い収穫もあり色んな意味で楽しめたレースでした。来年に向けてのコメントはこの場では出来ませんが必ずハワイに社長を連れて行きます(お金は会社でお願いします笑)

今回は久しぶりのアイアンマンディスタンスのレースで色々準備不足がありましたが回避できたトラブルもあったので次回は同じミスを繰り返すことなく笑ってゴールしたいと思います。

※2017アイアンマンマレーシア:ハワイ島コナで開催される2017年アイアンマン世界選手権の予選会で、各国の猛者が集う大会。

※エイジ:参加者年代別カテゴリー。

※アイアンマンディスタンス:トライアスロンには様々な種類があり、一般的に認識されているのは「オリンピック・ディスタンス」ですが、アイアンマンレースは、トライアスロンのなかでも「アイアンマン・ディスタンス」と呼ばれるもので、「オリンピック・ディスタンス」よりも更に競技距離が長い。
オリンピック・ディスタンスは、スイム1.5km、バイク40km、ラン10km。
アイアンマン・ディスタンスは、スイム3.8km、バイク180km、ラン42.195km。

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